Agile459のコミュニティについて

この記事は Agile459 retrospective for 2018 Advent Calendar 2018 のエントリーです。

私自身、Agile459のコミュニティに参加して8年ほどになります。
おもに @kkd 氏が中心となって、県外から講師を招いてセミナーを開いたり、Agile Japanのサテライトを開催したり、読書会(アジャイルサムライ、エクストリームプログラミング)を開催したりしています。

参加するまではアジャイル開発についての知識がなく、キーワードとしては知っていたかも知れませんが、どう実践するとかそういうノウハウがない状態でしたが、毎年の様々なイベントの中で少しずつですが、自分の知識として身について、仕事の中で実践できるようになってきました。

今の時代に対しては、自分の進歩のスピードに多少(?)問題があるかも知れませんが…(^^;

少し残念なのは、その年々で参加者が入れ替わっていく感じで、継続して参加している運営スタッフもそれぞれ興味分野が違ったりするので、なかなかコミュニティとしての運営がまとまらない状況があります。例えば特定のプログラミング言語や技術に特化したコミュニティだと、わりと継続的にあるいは定期的に勉強会が開催されるようになってきてはいますが、アジャイルというキーワードだと、対象とする範囲が広すぎるのか、具体的な必要性が見えにくいのか、内容によってはたくさんの参加もあるのですが、イベントが終わると一気に疎遠になってしまう感じがします。

前のエントリー 今年(2018)のAgile459のふりかえり の最後の部分にも書きましたが、自分の仕事の中ではなかなか変えることができない、あるいは気がつかないことが、外のコミュニティに参加することで気がついて改善につながったりすることもあると思います。仕事の進め方とか、開発方法とか、日常の仕事の中で何か疑問に感じるけれど、何となくそのままやり過ごしていることなど、もしあればAgile459のコミュニティに参加して議論してみると、何か発見があるかも知れません。

あと、コミュニティの運営ですが、8年も経つとウェブサイトまわりもいろいろと変わってきて、見直しが必要な時期になっていると思います。ただ、これも仕事や家庭とは別の活動になるので、なかなか時間を取って進めるのは難しい。それと、中に時間が取れる人がいたとしても、その人ばかりが手をかけてしまうと、その人じゃないとわからない(弄れない)状況になってしまって、時間とともに破綻してしまう可能性もあります。このあたりも、せっかくのアジャイルのコミュニティーなので、うまくチームとして回せる環境を作ることができればと、ぼんやりですが考えています。